Audience
with the Pope

ローマ教皇と謁見

筝奏者 浅井りえが、2023年10月20日、ローマ教皇の呼びかけにより開催される世界宗教者会議の後に行われる「Religioni unite in musica（音楽で結ばれた宗教コンサート）」にて、日本人として初めて演奏を披露いたしました。会場は、世界遺産であるサン・パオロ・フオーリ・レ・ムーラ大聖堂。本コンサートは、世界宗教者本会議終了後に、それぞれの代表者の融和を更に深める目的から、バチカン直結のバジリカ大聖堂において開催され、要人を含め2000名が参加。浅井りえのこれまでの平和活動・社会貢献活動が目に留まりバチカンから公式招聘を受け決定したものです。

10月18日には、ローマ教皇に謁見し、世界平和への祈りを願い、「Religioni unite in musica（音楽で結ばれた宗教コンサート）」について、ご報告申し上げる機会をいただきました。

20日のコンサートには、日本から浅井りえを団長とし、名古屋ヴィルトゥオーゼン( https://virtuosen.jp/ ）主宰の井上京氏、徳興山 建中寺（愛知県名古屋市）の村上祥瑞副住職らを含むメンバーがコンサート使節団として参加いたしました。

第一部では「Coro e Orchestra della Cappella Ludovicea」によるクリスマスのミサ曲「Messa per il Santissimo Natale」が演奏されました。

第二部では、浅井りえ作曲の箏のための組曲「『安寧の祈り』Pray for harmony, peace and tranquility」の中から「第三章 Peacefull Waves -with Buddhist Monk Chanting-」にて建中寺の村上祥瑞副住職の読経とのコラボが行われるなど、宗教の壁を超えて平和を祈る演奏が披露されました。演奏後にはスタンディングオベーションが起こるなど、地元メディアにも取り上げられるほどの成功を収めました。